hitorigurashiのブログ

はじめてのひとりぐらし記録

蜜蜂と遠雷

少し、体調を崩しました。

毎年気温の差が激しくなる時期にやられてしまう。


借りていた、蜜蜂と遠雷を読みました。



何て分厚い本なんだろうと思ったけれど…

読みながらコンクールを体感しているような

感覚になり、これは確かに読後の燃焼感は

やみつきになるだろうなと。


ただ、1つ残念なことが、

私が先に映画を見てしまったということ。

映画は映画で良かったので、

映画を見たくなかったとかではないのだけれど、

読書でしか味わえない、日常のゆっくりとした

進み方を

私も味わいたかったし、コンクール結果を知ってしまって

読むのと知らずに読むのとでは、

第一次 〜本選の楽しみ方が 倍違ったなと思って。


音楽作品なのに、音楽を流すことができる

映像作品より読書向きって不思議だな。


楽曲の描写も繊細で、解釈がロマンチックすぎ?

という箇所もなくはないけれど笑

曲を聴きたくなる表現。


特に今回聴いていて、心がもっていかれたのが

リストのソナタ ロ短調。

いつか弾いてみたいけど、これは

男の人が弾くから良いんだろうな…





人との出会いが大きく人生を変えることって

たくさんあると思いました。

そしてタイミングとかそういうものって

やっぱり、真剣にきちんと歩んでいると

導いてくれるんだろうなとも。


色々勉強になりました。

読んだ上でもう一度、映画を見たいな。